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究極の成功の秘訣は行動すること
よく、講座中に「須崎先生は『成功の秘訣を一つだけ教えてください』と言われたら、それはなんだと考えますか?」というようなご質問をいただきます。
成功するためには何らかの「結果」が必要です。
そのなんらかの「結果」を得るためにはいろいろ大事なことはあるのですが、シンプルに考えると「行動」することが重要です。
ですから、「望む結果につながる行動をすること」が成功の秘訣だと考えます。
どんなに学んでも行動しなければ意味がない
当たり前のことですが
●どんなにすばらしいことを知っていても
●どんなに完成度高く学んでも
●どんなにすばらしいツール・アイテムを手に入れても
行動しなければ結果はでません。
棚からぼた餅が落ちてくるのを待つより、取りに行く方が確実ですよね?
しかし、頑張って行動しているのに結果が出ない方もいらっしゃいます…
同じ行動するでも、心構え「も」大事!
たくさんの「努力が報われないケース」を拝見してきた経験から、せっかく頑張っているのに結果がでない方の特徴を箇条書きにすると…
●及び腰で行動したり
●怯えながら行動したり
●いつでも逃げられるようなマインドで行動したり
●「どうせうまく行かないし…」という諦めモードでで行動したり
●「コレで合っているのかな?」と不安に思いながら行動したり
●「失敗したらどうしよう…」と心配しながら行動したり
すると、うまく行かない可能性が高いイメージがあります。
つまり、うまく行かない人はうまく行かない理由があり、そこを改善するとうまく行く可能性が出てくると考えます。
僕は「望む結果がでるような基準で取り組む=効果的に行動する」ことが重要だと考えます。
でも、頑張っても結果がでないと「これ、自分には合わないのかも…」って不安になったりしますよね…
合わないのではなく「まだ時ではない」のかも?
ちょっとやってうまくいかないと「コレは自分に合わない」とすぐ判断する人がいますが、本当にそうでしょうか?
始めたばかりなら、まだ結果を出す条件が整っていないだけかもしれません。
ご自身の条件(スキルや経験など)もあるでしょうし、外部条件(周囲の応援や時間的な制限など)もあるでしょう。それが整うまで、少し時間が必要なだけかもしれません。
「でも、本当に合わないかもしれないじゃん?」というご意見もあると思います。そんな時はどう判断したらいいのでしょうか?
合うか合わないかの判断基準その1:本気かどうか?
そんな時に僕が判断基準の一つにしているのが「やりたいのか?やらないといけないと思っているか?」です。
「達成したい」という気持ちが強いと、どんな困難があっても「(困難を困難とは思わず)やりたい!」という感情が湧いてきます。
でも、「やった方がカッコイイかな?」「やらないよりやった方が得かな?」みたいな気持ちだと「(面倒くさいけど、世間体もあるし)続けるか…」みたいな感じに「僕は」なるのです。
そんな基準だと長続きしないので、だから、何かを始める時は、最初に「本気でやりたいのか?」と確認をしてから取り組みます。
そして、やり始めてからも次の指標を確認します。
合うか合わないかの判断基準その2:頭や身体に馴染まない
やりたいと思って始めたことでも「知識が頭に馴染まない・入ってこない・すぐ忘れる」「身体を動かしたのに全く定着しない」なんていうこともあります。こういう場合は、「お前には向いてないよ!こっちじゃないよ!」というサインだと解釈して、いさぎよくあきらめています。
例えば僕のケースでいうと僕は獣医師ですので医学ジャンルは割と頭に馴染むのですが、同じ医学ジャンルでも馴染むジャンルと馴染まないジャンルがハッキリしています。ですから、馴染むジャンルで仕事をすると決意しています。
また、僕は経営者でもありますから、法律や税務の知識はある程度必要です。でも、あの独特の文章が頭に馴染まず、どうしても法律の条文を読むと眠くなるんですね…。
でも、それではダメだから、顧問弁護士や顧問税理士に毎月費用をお支払いしてアドバイスを頂くという形式で苦手をカバーしております(苦笑)。
石の上にも三年?続けると人は学習し、できるようになることもある
ただ、苦手ながら二十年以上法律の文章をいやいやでも読んでいると、「人は学習する」ので、だんだん抵抗が無くなってきて、だいぶ読めるようにはなるんですよね…。
でも、法律の専門家レベルにはほど遠いし、「誤読」している可能性もあるし、それが適切な理解なのか誤解なのかを自分では判断・確認できないので、会社が続く限り顧問の先生方にお願いしようと思っております。
このように、学びの経験が少なかったり、経験が浅いと身体も覚えるまで時間がかかる場合もあるので、コレばかりは個別で判断するしかありません。
あなたのスキルはくり返す度にレベルアップする!
僕が法律文をちょっと読めるようになったように、苦手でも繰り返しているうちに、自分のスキルが上がってきて、できるようになるという側面もあります。
僕は最初から「法律文はそれを読むのが苦痛でない人にお金を払ってお願いする」と決めているので、司法試験を受験しようとまでは思いませんが(そんな才能はないし、向いていない)最近は顧問弁護士に「この条文って、簡単にいうとこういう意味ですか?」と質問出来るようになりました。
このように、一回でできなくても、今は苦手でも、繰り返しやっているうちにあなたのスキルはレベルアップし、しばらくしたら望む結果が得られる様になる可能性が出てきます。
ですから、ちょっとやってうまく行かないと「もうダメだ…」と諦めてしまうのはやはりもったいない話かもしれません。
行動するだけでトップ10%!継続すれば1%!
セミナー業界でよく言われる話に
「セミナーで学んでも、学ぶだけで終わってしまっている人の割合は90%で、実践する人は10%、さらに成果を出すまで継続実行する「成長する人」は5%、その上で一年続ける人が1%
なんていう話があります。
具体的な数字はともかくとして、この話からも、行動するだけで、少なくとも参加者の上位数%には入れるということなのです。
そして、愚直にも1年続ければ1%!
参加者が100人なら、一年続ける人は一人!
だとしたら、チョットやって「望む結果が得られなかった」からといってあきらめるのは、やっぱりもったいないですよね?
では、続けるために必要なことって何でしょうか?
続けるためには強い願望が必要!
「やってもやらなくてもいいこと」と「何が何でも成し遂げたいこと」だと、どちらがゴールに引き寄せられそうでしょうか?
そうです、後者ですね?
ですから、継続するためには「目標設定」と「今やることが達成したい目標にどう関係していて、どう必要なのか?」を明確にし、「やりたい!」と思うように演出する必要があります。
例えば僕のケースでは、「指先でツボを探る技術」を身につける時の練習で、テーブルの上に十円玉を置いて、その上に紙を敷いて、「この下のどこに十円玉がありますか?」を探る練習をやれといわれました。一枚でできたら二枚、三枚、…十枚…百枚…と増やしていくわけです。すると「こんな練習をして何になるんだ?」とやめていった同期が沢山いましたが、僕は「この微細な変化を読み取れるようになれば、診断技術が上がる!」と思っていたから、結局最後まで続けられました。
ですから、「身についたらいいなぁ」ぐらいではたぶん続けられなくて、「必要としてくださる方のお役に立ちたい!」という気持ちが強かったから、最後まで続けられたのだと今でも思っています。
もちろん、こういうものは「道」なので、終わりはなく、「完璧を目指して最善を尽くして日々精進するけれど完璧にはならない」ものなので、今でも更に上を目指してトレーニング(行動)しています。
では、その行動を継続するために重要なシステムってなんでしょうか?
実は、「何を行動するんだっけ…」と迷わない&探さない仕組み作りってとても重要です。
記憶に頼らず記録する仕組み作り
いろいろなジャンルの勉強をしていると、「多すぎて何をするのかわからなくなる」なんていう悩みも出てきます。
そんなときは、「学んでいることリスト」をつくっておくといいでしょう。
ちなみに僕は、iPhoneのメモ帳アプリに「学んでいて継続することリスト」を作って、ドンドン追加しております。
毎日見るから、忘れませんし、その日のTo Doリストにも忘れず入れる仕組み作りをしています。
簿記の「総勘定元帳」のように発生した順番で記録し、それをTo Doリストに「転記」するようなイメージです。
このように、「記憶に頼らず記録する仕組み」を作ることでせっかくのやる気が削がれないようにセルフ・サポートしておきたいものです。
そこであなたに質問です!
あなたは何を行動したいのか?
仮決めで結構ですので、
●あなたにはどんな目標がありますか?
●その目標に向かってどんなスキルを習得しますか?
●そのために今、何を行動すると決意されますか?
ぜひ、ノートに書き留めてみてください。
「何をしたらいいのかわからない…」という方は、今目の前にある課題の完成度を高めることに専念してみてください。そうすると、何かヒントが得られるかもしれません…。
追伸:もっと詳しく知りたい方は、シルバメソッド8の基礎コースの101と202で実践的に学べますので、ぜひご活用下さい。
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