どんなに学んでも行動して結果を出さなければ意味がない

行動

何を知っているかが大事なのではない。何を実践したかが重要なのである。

かつて、かなりインパクトのあるお話しをとある社長さんに伺ったので、ご紹介します。

社員一人あたりの経常利益が数億円!

ずいぶん前の話ですが、ある社長さんのお話しを仲間数名で伺う機会がございました。

その方、すごいのです!

何がすごいか?

まず、会社の売上と経常利益の額を聞いて、笑ってしまいました(私とは次元が違いすぎて笑うしかなかった…)。

社員一人あたりの経常利益(売上ではありません)が数億円の会社なんて初めて聞きました。デフレだと言われている時代に…

出来事に意味は無い、あなたが意味づけするまでは」という言葉がありますが、「デフレだから仕方ない…」と意味づけするか、「デフレだからチャンス!」と意味づけするかは、本当にその人次第だなと、つくづく思った次第です。

実践で出た結果が答え!

この方のお話の中で、もう一つ非常に印象に残ったことが、

よく、どうやったら売れるようになるのでしょうか?という質問をいただきますが、『やってみるまでわかりません』と言うしかありません。

テストして結果がでないと、次どうしたらいいかわからないのに、テストもしないで「失敗しないようにしよう」と立ち止まっている理由が僕には理解できません。

釣りに例えるならば、みなさん、「一本の竿」で「最高の仕掛け」で、「効率良くやろう!」となさるんですね。

そんな方を見ていると、

「他の場所でもっと釣れるかもしれないじゃん!」

「その隣が釣れるかもしれないじゃん!」

「もっと別の仕掛けの方が釣れるかもしれないじゃん!」

「水面からの深さが、もっとベストな位置があるかもしれないじゃん!」

などと思ってしまうんです。

つまり打つ手を自ら制限して「売上が少ない…」と悩んでいたりすると、「もっと打つ手を増やせばいいのに…」と率直に思うのです。

ですから僕は、出せるだけ竿を出します。それぞれ仕掛けの条件を少しずつ変えて出すんです。で、「チリン」と竿の先の鈴が鳴ったものが『その条件での正解』です。

その時代、対象、場所で条件は異なってきますので、それが唯一の正解ではないのですが、とにかく、出せるだけ竿を出すことが重要なんです。

あれこれ考えているより、実践することが大事だと思っています。

私は机上の空論であれこれ悩んで行動できなくなっている人を沢山見てきましたが、「もったいないな…。その立ち止まっている時間があったら、テストすればいいのに…。」といつも思っています。あなたは実践する側を選びますか?それとも立ち止まる側を選びますか?」

実践するか立ち止まるかは自分で選べる!

私も、日々学んで、あれもやりたい、これもやりたい病にかかっているのですが(笑)、私も全てできているか?と反省してみると、知っているだけで実践できていないことが沢山あります。

では、「できていないものは何か…?」と振り返ってみますと、いろいろありますが、共通している点があります。

その共通点とは…

不安や恐怖心が先に立つことは後回しにしがち

やった方がいいのにできていないことって、『不安』や、『恐怖心』が強い共通点があると感じています。

予備知識が少なくて、どんな選択肢があるのかすら解らない状態だと、方向性も解らないし、方向性が解ったとしても、どうやって進んだらいいかわからないし、どうやって進んだら良いかの選択肢が見つかったとしても、本当にこの道を進んでしまっていいのだろうか?って、思ってしまうんですね…(ダメパターン)。

例えば、かつて動物病院事業は個人事業とは思えないような展開になってきた時期がありました。

全国展開、メディアへの露出、講演、セミナー、出版、ペット用サプリメント…これ以上大きくなると、身体がおかしくなる…と、不安に思っていたのです。

そんな理由から、ちょっと活動をセーブしようかなと迷うこともありました。

ちょうどその時に、この社長さんとのご縁が初めてつながったのでした。

そうしたら、この社長さんは…

限界を超えることを恐れてはいけない

限界を超えることを恐れてはいけない」と教えてくださいました。

大抵の人は限界を超えることが怖いんだね。

ある域を突破することを恐れているんだ。

その先にどんな大変なことが待っているんだろうって。

それで、限界の付近を行ったりきたり。

まだ足りない、もっと学ばなくては…。

でも、思い切って限界を突破すると、そこには今までとは全然違う、全く新しくて、面白くて、楽しい想像も付かない世界が待っているから。

思い切って限界を突き抜けてごらんなさい

私にとって感動のアドバイスでした。

本でこういうことを言われても、今ひとつピンとこないのですが、やはり結果を出していらっしゃる方から「直接」いただく言葉は、心身に浸み渡ります。

やはり、ライブはいいですね

ちなみに、私は、本や教材で学ぶことを重要視していますが、予備知識の少ないところで独学するのは、間違った方向に行っても気付けないデメリットが付きものです。

そこで、時間をお金で買うという気持ちで、実際に人から教わるために、セミナーや個別コンサルも積極的に受けて、視点・選択肢を増やす努力をしています。

もちろん、一人から学ぶのではなく、いろいろな方から学ぶことで偏るリスクも減らしております。

そんなわけで、その社長と初めてお目にかかったときに、私は、限界を超える決意をしたのでした。

やると決めると自然と道が開ける?

限界を超えると決めても、独りで取り組むのは無茶になるので、仕組みを作るという発想に切り換えました。

それと、シルバメソッドでお伝えしている「マインドの鏡でセルフ・プログラムする」こともやりました。

そうしたら、どんどん取材の数も増えて来ました。

全て向こうから来たのですが…その当時は「これが気持ちを切り替えると起こるシンクロかぁっ!すごいなぁっ!」と感じました。

ペットサプリ開発の時もそうでした。どうやって製造・販売するのか知らないけれど、取りあえず「作ることに決めた!」と思ったら、自然と道が開けました。

この経験から、全てを理解してから進むより、まずはやると決めて、走りながら目の前に出てきたものを最大限活用しながら前に進むことを最優先にする!立ち止まっている時間を作らない!と決めたのでした。

積み上げ式ではなく、結果から逆算し、自分を信じて行動する

変な例えかもしれませんが、小さい頃、大好きなおばあちゃんに「死んであの世に行ったら、『ケーキが食べたいっ!』って思ったら、目の前にケーキがでてくるらしいよ。」と教わりました。

小さかったから、本気で信じていたんですよね。

それがきっかけで、そういう思い込みで世の中を見つめることになったのですが、そうすると、そんなケースが散見されるので、そういうものなんだと育ったのです。

これは私の考えですが、ひょっとしたら「シルバメソッドで学ぶ『アルファ状態で、願望が実現した状態をイメージすると、現実に反映される』というポテンシャル」は、元々人間に備わっているのかもしれません。

しかも全員に…

やると決めて、実践しよう!

ただ、『この世』では時間と空間の制約を受けるというだけで…

ですから、条件が揃って、必要な努力をし、時が来たら、『この世』でも『ケーキ(望む結果)』が出てくるのかもしれませんね。

だとしたら、あなたはどんな『ケーキ』が欲しいですか?

一緒にお互いの限界点を超えることを決めてみませんか?

「失敗したらどうしよう…」などの不安は、一旦脇に置いて、まず行動してみませんか?

仮に望む結果にならなかったとしても、それはそこであきらめなければ単なる途中経過であり、条件に合わせてやり方を変えて再トライして、望む結果が得られるまでやればいいのです。

もちろん、「どうしても無理!」となったら、途中で止めてもいいのですから!

何を知っているかではなく何を実践したかが重要

ところで、その場に同席された方々は、同世代の他分野の一流の方々…何でそんな席に私が呼んでいただけたのか未だにわかりませんが、とにかく、あの様な機会に恵まれたことに感謝します。

何十年か先、人生を振り返るとき、間違いなく、あの日を思い出す様な出来事でした。

実際、十数年経った今、また思い出しているのですから…

何を知っているかが大事なのではない。何を実践したかが重要なのである

この世に同時期に生まれ育っているのも何かのご縁です。

お互い、人生を充実させたいものですねっ♪

追伸:シルバメソッド基礎コースの202では目標設定や問題解決のテクニック(マインドの鏡、グラスの水のテクニック、習慣のコントロール)などを学びますので、ぜひ、ご活用下さい。

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