資格試験の勉強のために仕事は辞めない方がいい理由とは?資格は許可であり生活保障ではない

資格試験の勉強法

資格習得勉強のために仕事は辞めないで。又習得したからって安心して仕事は安易に辞めないで。

いきなり結論から申しますと、「試験勉強のために仕事を辞めて欲しくない」というのが私の考えです。

資格で生きていくなら、結局仕事をしながら、勉強をしていかなければなりません。資格を取る前に、『仕事をしながら勉強をする』というスキル・習慣を身につけないと、後で「資格は取ったものの…」という悩みが発生してきます。

実は私は動物病院業務以外にも、様々な講座を受け持つ講師の仕事とは別に、個別相談というのを受けることがあるのですが(もちろん、それも仕事として)、最近、次のような相談をよく受けます。

「資格は取ったけれど、変化に対応できない」

「一生勉強し続けなければならないなんて知らなかった」

「資格で食べていけるようになるまで、こんなに時間がかかるとは思っていなかった」

「せっかく取った資格だけど、また別な資格を取らなければならなくなった」

などなど…

今まで相談を受けてきた方の考えの共通点を挙げますと、

● 資格を取ると、今までとは違った人生展開があるような気がする

● 資格があると、収入が安定する

● 今まで自信を持てなかったが、資格を取ったら、自信が持てるようになる

● 資格があったら転職が有利だ

● 資格があると、自分の価値が上がる

といった考えが根底にあるようです。

ハッキリ申し上げます。

>>> それは「幻想」です!

私自身、獣医師であり、獣医学博士、メンタルトレーナー、ファイナンシャルプランナー(AFP)という資格を取得しております。が、資格があるからといって生活が変わったという実感はありません。

例えば、獣医師という資格は、取るまでは確かに大学6年通って、「獣医師国家試験」に合格する必要があるのですが、獣医師という資格は別に凄い資格でも何でもなく、

>>> 法的に「動物診療してもいいよ」ぐらいの意味しかないんです。「許可」ですよ。「人生の保証」ではありません。

資格を持っているということと、仕事として成立させる能力があるかどうかは別なんです。経営能力だったり、対人能力、営業スキルなど、資格以外に必要なことは沢山あるんです。

>>> 資格をどのように活かしていくか?という能力が非常に重要なのです。

また、資格で食べていけるようになるまでは、思っているより時間がかかります。法律の仕事で食べていけるようになるまでは5年以上かかると思っていた方がいいでしょう。

残念ながら、私のところに相談に来た方たちには、そういうところまで考えていらっしゃる方はいませんでした。ただ、

「現状を変えたい!」「人生をやり直したい!」

そういう想いで資格試験を目指そうと思っていたのです。

でも、スタートは資格を取ってからです。大学受験と同じです。大学に入ってから何をするかが重要なのであって、どこの大学に入学したかはあまり重要でないのと一緒です。

資格を取ってからも、仕事をしながら勉強をしていけるという要領の良い人間だけが資格で生きていけます。ですから、仕事を辞めないと勉強ができないというスキルでは、ハッキリ言って資格で食べていくのは難しいのです。

その延長線上に「理想の生活」は待っていません。逆に気苦労する生活が待っていると考えた方がいいかもしれません。

ただ、今まであなたが、自分の人生をコントロールできるだけのスキルを身につけてきた人ならば、話は別です。

「両立はできるけれど、辞めて専念した方が早い!確実に通る!」

という状態の方は、今までの話は「釈迦に説法」でしょうから、自己判断でオッケーでしょう。

私が心配なのは、

「要領のよさに自信がない→仕事と受験勉強の両立は無理→受験勉強に専念」

と、カケに出ようとしているタイプの人です。収入が無いところで、貧乏生活で受験生活を送っていると、精神健康度が著しく低下します。そうすると、だんだん自信が無くなってくるんです。

ちょっと考えてみてください。

マイナス思考の専門家に、あなた相談しますか?私はしません!頭の固い、融通の利かない法律家に、あなた相談するでしょうか?私はしません!

資格試験に合格しても、その資格で食べていけるのは、その人間のキャラクターってとっても大きいんです。余裕というか、なんというか…

今の職場がイヤで、「受験勉強に専念します」という大義名分が欲しくて辞めるのは別に構いませんが、そういう場合でも、適切な時期に転職先を見つけていただきたいのです。これからさらに不況になっていくと言われている時期です。大胆な行動もときには必要ですが、地に足のついた考え方も忘れないでいただきたく思います。

どうせ辞めるのなら、強引に話を付けて、「出世はあきらめますから、定時退社させてください」ぐらいの付き合いで妥協するのはいかがでしょうか?

というと、「須崎さん、そんなことできるわけないじゃないですか」と言われるのですが、「やるんです」。その程度の交渉ができなくて、資格で食べていけるわけがないのですから。

とにかく、資格を取ったからといって、大きく生活が変わるということはありません。資格を取ってから生活が安定するまでも時間がかかります。後悔する前に、仕事を辞めるという選択肢だけでなく、「仕事をしながら勉強をする」スキルを身につけるという選択肢も考慮に入れてください。

私自身、大学院4年のときに、大学病院の診療と速読教室インストラクターを兼務しながら、知識ゼロレベルからファイナンシャルプランナー(AFP)の試験に合格しました。仕事を続けながら勉強する方法は必ずあります。自分自身を冷静に見つめ、最適な道を選んでくださいね。

本当に、珍しく熱く語ってしまいましたが、もう一度念頭に置いて考えて欲しかったので、嫌われるの覚悟で書きました。

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