東京から名古屋に日帰りで往診に行ったときのことです(当院は、全国が往診エリアの動物病院です)。
愛犬が昨年末ガンと診断され、余命二ヶ月という宣告を受けたのですが、飼い主さんは「何が何でも治してやる!」と決意されていました。
どんな病気であろうと、
「エネルギー生成のプロセスが止まるまで、あきらめるべきではない」これは私の考えです。
それまでは、
ありとあらゆる手を尽くしていこうというのが、私の信念であり、そのために、選択肢は沢山持っていたいと思うのです。
私に往診を希望される飼い主さんは、皆さん真剣です。ものすごい集中力で、治る可能性を探されます。
「この子が治るために、私にできることは何がありますか?」
そのご家族の方から、非常に学ぶべきことがありましたので、ご紹介したいのですが、この方達は、「治らなかったらどうしよう?」ということを一切考えていらっしゃらないのです。
もちろん、覚悟はしていらっしゃいますが、そのときが来るまでは、リスクに目を向けるのを止めて、可能性に目を向けていらっしゃるのです。
飼い主さんはおっしゃいました。「今年、そして来年、ワクチンを打ちに行くんです。そして、かかりつけの獣医さんに治ったこの子を診てもらうんです!」私は名古屋まで来て、パワーをいただきました。
何でもそうですが、まだ結果が出ていない時点で、
「できなかったらどうしよう?」
「うまくいかなかったらどうしよう?」
「失敗したらどうしよう?」
と考えだすと、パワーが失われます。
プロ野球の4番バッターだって、打率3割は素晴らしい結果な訳です。打率3割ということは、10打席中、7打席は失敗しているということです。
大切なのは、どうやったらできるのか?他に出きる方法はないのか?と、可能性に眼を向けることです。
脳は思った通りの結果を導くという性質があります。あなたはリスクに目を向けますか?それとも、可能性に目を向けますか?
It’s up to you !
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