コラム第9回:速読をさらに活用するために

速読をさらに活用するために

私はかつて、速読教室でインストラクターをやらせていただいた経験があります。

速読の特徴は、高速で読み終わった後、今までのように体系立てて覚えていられるというものではなく、読書後、自分に質問をすれば、必要に応じてさっき読んだ情報を思い出すという感じに近いのです。

この高速で読むとき、読み終わった後の自問自答のとき、α(アルファ)状態であることが重要です。しかし、「絶対に速く読んでやる!」「完璧に思い出してやる!」と気合いが入ると、適切なリラックス状態ではなくなり、そのために読み取ったはずのものが思い出せず、その結果満足できないという 方が多いようです。

須崎が主催するシルバメソッドには、他の教室や講座で速読などの能力開発講座を受講された方々が多数受講してくださっておりますが、

かつて受講していた方は、α(アルファ)状態を経験した後でもう一度速読をやると、適度に力が抜けて、「文字情報が 『脳に入ってくる感じ』がわかりました。」「はじめてできているような気がしてきました。」「アウトプットが自信をもって出きるようになりました。」とい う方が増えてきます。

現在受講中の方は、「訓練が行き詰まっていたのですが、α(アルファ)状態で練習することを心がけたら、久しぶりに先に進みました。」とおっしゃってくださいます。

多くの方が、「シルバメソッドを先にやっていたら、こんなに悩まずに済んだのかも…。」と言って下さるのは、うれしいことです。

とにかく、速読を受講した・している・しようとしている方に、シルバメソッドは強くおすすめできます。