機械を使ってα波(アルファー波)を出せばいいのではない
受講生や受講を検討している方から、
「α波(アルファー波)を出しているかどうかは機械で測定した方がいいのでしょうか?」
とか、
「復習するとき、α波(アルファー波)を出す機械を身に付けてやった方が良いのでしょうか?」
というご質問をときどきいただきます。
結論から申し上げると、そんなことをする必要はありません。
というのも、シルバメソッドで非常に重要な、
実力を最大限発揮できる状態の「α波(アルファー波)状態」と、
脳全体からα波(アルファー波)がでていること
とは必ずしもイコールではありません。
「α波(アルファー波)状態」は、思考活動で働いている脳の場所はβ波(ベータ波)が、それ以外の領域はリラックスのα波(アルファー波)が検出されることが多いからです。
瞑想の特別な状態でしたら、脳全体からリラックスのα波(アルファー波)が出て、心地よさを体感することも重要かもしれません。
しかし、私達にとって重要なのは、日常の問題解決で実力をフルで発揮できることであり、その状態を学ぶことです。この様に、日々の生活で誰にも生じる問題解決に役立つ状態が、人によっては、β波(ベータ波)だったり、α波(アルファー波)だったり、θ波(シータ波)だったりと、個人差があるので、あえてα波(アルファー波)のみを出す必要はありません。
最終日の直感力を高めるトレーニング(ケースワーク)でそれなりの成果が出れば、あなたはα波(アルファー波)状態を活用することを修得していると考えて結構です。
コラム一覧
コラム第1回:α波で集中力、θ波で記憶力!
コラム第2回:アルファ波を出せばいいのではない!
コラム第3回:結果を出すための右脳・左脳活用法
コラム第4回:学習能力は訓練で高めることが出来るのか?
コラム第5回:ビジネスで成功するためのシルバメソッド
コラム第6回:記憶術を学んでも記憶力に自信がない?
コラム第7回:帰宅してからも勉強ができるために必要な習慣
コラム第8回:テクニックを学んでも結果が出ない理由
コラム第9回:速読・フォトリーディングをさらに活用するために
コラム第10回:考えることに苦手意識を無くす方法
コラム第11回:目の前のことにフルパワーで取り組むために


